ホーウッド
【科名】クスノキ科 【水蒸気蒸留部位】木部
【特徴】フローラルかつウッディ調の香りで抗菌作用や皮膚への作用を持ちスキンケアへの利用が期待出来る精油。現在輸出の難しいローズウッドの変わりの精油として注目されている。
【芳香浴】
精神安定作用☆☆☆☆
精神強化作用☆☆☆
精神高揚作用
催淫作用
【特性】
抗真菌作用☆☆☆
皮膚組織強壮作用☆☆☆
収斂作用☆☆☆
抗真菌作用☆☆
抗ウイルス作用☆☆
強壮作用☆☆
敏感肌、普通肌、老化肌、脂性肌すべての肌タイプによく肌の細胞を活性化し、若返り効果が期待できる。
ハリがない肌、乾燥やしわ、しみ、そばかす、ニキビなどの症状に。
アトピー性皮膚炎や湿疹にはラベンダー、ローズ、カモミールなどとブレンドして使われる。
抗真菌作用があり、ティートゥリー、パルマローザ、ゼラニウムなどとブレンドして水虫などの皮膚の真菌症にも使用される。
【禁忌・注意事項】なし
パルマローザ
【科名】イネ科【水蒸気蒸留部位】全草(根以外)
【特徴】青々とした草の軽い爽やかさとローズを思わせるようなフローラルな香り。バラに似た香りを持つことからローズ精油の偽和剤として石鹸や化粧品・香水に使われることがある。
スキンケアに大変効果のある精油でローズに似た香りが心を安定させて精神面のアンバランスを整えてくれる。
【芳香浴】
精神安定作用☆☆
精神強化作用
精神高揚作用☆☆☆☆
催淫作用
【特性】
鎮痛作用☆☆☆
抗菌作用☆☆☆
免疫刺激作用(免疫グロブリンA&免疫グロブリンM)☆☆☆
抗真菌作用☆☆☆
リンパ排液作用☆☆☆
抗ウイルス作用☆☆
神経強壮作用☆☆
心臓強壮作用☆☆
子宮収縮作用☆☆
免疫刺激作用☆☆
瘢痕形成(創傷治癒)作用☆☆
皮膚の細胞を活性化して、肌のハリやつや、潤いや弾力を回復して若がらせる効果がある。新しい細胞の再生を助ける。
収斂作用や子真菌、抗菌作用もあるのでおできや湿疹、真菌症を含むオイリーな肌、乾燥肌、敏感肌に。特に老化肌、掻痒感のある肌に良い。じくじくと体液が進出する傷や湿疹、水虫、ニキビのほか、脱毛、ふけなどの頭皮ケアにも用いられる。
【禁忌】原則として出産時以外の妊婦には使用しない
【注意事項】なし
ラベンダースピカ
【科名】シソ科【水蒸気蒸留部位】花穂
【特徴】スパイクラベンダー、野生ラベンダー、ラティフォリアとも呼ばれる。くっきりとした野性味あふれる精油の香りはリフレッシュに適しています。
芳香浴では、
精神安定作用
精神強化作用☆☆☆
精神高揚作用☆☆
催淫作用
【特性】
瘢痕形成(創傷治癒)作用☆☆☆☆☆
鎮痛作用☆☆☆☆
抗カタル作用☆☆☆
去痰作用☆☆☆
抗毒素作用(毒虫などに刺された場合)☆☆☆
抗ウイルス作用☆☆☆
免疫刺激作用☆☆☆
抗菌作用☆☆☆
抗菌作用・抗真菌作用:
黄色ブドウ球菌☆☆☆
大腸菌☆☆☆
カンジダ・アルビカンス☆☆☆
アングスティフォリアは精神的、肉体的にリラックス効果が高いが、スピカは副鼻腔炎や気管支炎などの疾患に使われることが多くリフレッシュや活力向上に一役買う精油。
火傷と言えばスピカというくらい効果を発揮し、日常的なスキンケアから皮膚疾患のケアにニキビなどに有効。
【禁忌】なし
【注意事項】乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には長期間・継続的・広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意して使用する。